Pick-Up
基本概念を学ぼう
W3 SIRIUSは拡張性の高い倉庫管理システムです。使い始める前に、「基本概念」を確認いただき、W3の仕組みを理解しましょう!
導入の準備をしよう
W3 SIRIUSを効果的に使うために、「はじめに」を確認いただき、必要な準備物、設定内容、現場の準備などをご確認しましょう!それによりスムーズな導入が行えます。
Cloud Data
About W3 SIRIUS
ECの活況と物流のクイック&スモールスタートの必要性
「ショールーミング」などの消費者購買行動の変化に伴い、EC市場が盛んとなっております。モール型(ホリゾンタル)ECに加え、O2OやヴァーティカルEC(自社EC)が盛んとなり、ブランド力のあるメーカーなどが自社(ヴァーティカル)ECを立ち上げも盛んとなっております。
それらに対して、物流側面ではスモールスタートができ、クイックにかつ、スケーラビリティを持っていることが求められております。
2017年時点でEC事業者数は約56,199あるが、大手上位200社で3兆881億円(約40%)を締め、残市場は中小規模EC事業のロングテール化している。
それに伴い、中小規模物流も増加しております。
また、このEC全体の中でも物流に関係する分野が半分以上となっており、ECは店舗向け流通と異なり一点一点を作業するため、作業効率は悪くなりやすく、これらの増加は物流業者に大きな影響を与えております。
国内EC市場変遷
国内EC市場内訳
分野 | 市場規模 |
---|---|
物販系分野 | 8兆6,008億円 |
サービス系分野 | 5兆9,568億円 |
デジタル系分野 | 1兆9,478億円 |
合計 | 16兆5,054億円 |
ECサービスの複雑化
荷主も様々なサービスを展開しており、モールECでは、出店・拡販は容易ですが、価格競争に陥りやすく会員情報取得にも制限があるため、
高コストではありますが、上顧客へのサービス拡充やコスト競争脱却を目的として自社ECも構築しておられます。
ECサイトの「御用聞き化」が促進され、物流側でも納品書などのシステム対応や、配送方法も多様化して起きております。
不在が多い単身者・共働き・シニアの増加などライフスタイルの多様化に伴い、受取方法が多様化し、ニーズに応える納品バリエーションが乱立しております。
3PLの現状と課題
物流施設もマルチテナント型の倉庫が増加し、3PLでは多様な荷主を短期契約で受け入れなければならず、設備投資もしづらいのが現状です。
また各案件ごとの採算管理を実施している3PL業者が多いため、荷主毎に個別のシステムを設けたり、予算の足りないところは表計算ソフトを利用してやっているため、ベテランのパート・アルバイトに属人化してしまう傾向にもあります。
物流における労働力調査
物流構造変化とW3の必要性
ECの伸長によりこれまでの店舗展開比例の物流やサプライチェーンとは異なり、拠点内では属人化を防ぐための標準化を行い、拠点外でも在庫が一元管理できる世界を実現する必要があります。これまでの1倉庫拠点のみの管理機能だけでなく多くの在庫点管理やシステム連携を実現するのがW3SIRIUSです。