当ページでは、W3 SIRIUSの業務機能の機能説明を掲載しております。※出力に少し時間がかかる場合があります。
入荷の各種ステータスについて
入荷ステータス
入荷全体の進捗状況を表すステータスとして、進捗ステータス(一覧)と明細進捗ステータス(明細)があります。
進捗ステータスは、紐づく明細進捗ステータスによって全部で7ステータスに遷移します。
検品状況
検品状況を表すステータスとして、検品状況(一覧)と明細検品状況(一覧) があります。
検品状況は、紐づく明細検品状況によって全部で4ステータスに遷移します。
移動の考え方
移動は対象在庫をから複数のロケに対して移動させることができます。移動させる際も指示作成後は、引当済数に在庫が移されます。
指示移動
PCで指示を作成し、その指示書を元に移動させる方法です。対象在庫を選択し、移動登録を行えば、移動指示の一覧で、指示書を出力することができます。その指示書で作業を行った後に、実績確定すれば、完了です。
現場移動
その場で移動させる商品をハンディターミナルでスキャンして、移動させる方法です。移動商品の取出しと、移動中商品の格納の2つの作業を行えば、作業が完了します。作業履歴は指示移動と同様履歴画面に表示されます。
ハンディ移動用メニュー
移動商品を取り出す場合
移動中の商品を格納する場合
セット品の考え方
作成中
直接入庫・直接出庫の考え方
作成中
引当について
引当機能の種類
引当で利用できる機能は以下の通りです。
| 引当機能 | 機能概要 | 利用シーン |
|---|---|---|
| 自動引当 | 予めユニット別に引当条件設定された条件にて、選択された出荷指示を引当てる機能 | 通常引当の場合 |
| 手動引当 | 手動で対象在庫を選択して引当てる機能 | 欠品が許されないお客様に予め引当てる場合 自動引当条件ではロット割れ不可であるが、特別にロット割れ許可する場合 |
| 強制引当 | 強制的に引当てを確定させる機能 | 自動引当で欠品したが、不足状態で出荷したい場合 |
| 引当キャンセル | 一度引当てられた出荷指示を未引当状態（作成・取込時の状態）に戻し、引当済在庫も未引当在庫に戻すための機能 | 引当をキャンセルする場合 |
対象在庫に対する引当条件設定
| 項目 | 説明 | 条件 |
|---|---|---|
| ロット割れ条件 | 自動引当時にロット割れを許可するかを選択できる ※手動引当の場合、ロット割れ引当はいつでも可能です。 | 可／不可 |
| ロケーション引当順序 | ロケーションの昇順/降順設定ができる | 昇順／降順 |
| 先入れ先出し条件 | 先入れ先出しの条件を選択できる | 消費期限／在庫日 |
| 前回消費期限逆転チェック設定 | 特定依頼主に対し、過去出荷商品と比較し消費期限逆転していないかをチェックできる ※ありの場合、引当時間が長くなります。 | あり／なし |
| 出荷期限限界日数チェック | 商品のみで設定もしくは、商品別に依頼主毎に設定するかを選択できる ※商品別依頼主別の場合、引当時間が長くなります。 | 商品別／商品別依頼主別 |
| ロット指定引当 | ロット指定値が入力されていた場合に、自動引当条件に加味するかを設定できる | あり／なし |
対象オーダーに対する引当条件設定
| 項目 | 説明 | 条件 |
|---|---|---|
| 配達可能日数設定 | 納品予定日から路線便業者で預かり期間を加味した引当設定ができる | あり／なし |
| 受注日優先順位 | 受注日を優先して引当できる | １~４ |
| 出荷予定日優先順位 | 出荷予定日を優先して引当できる | １~４ |
| 取り込み順優先順位 | 出荷指示の作成取込み順を優先して引当できる | １~４ |
| 顧客ランク優先順位 | 予め設定された依頼主の顧客ランクを優先して引当できる | １~４ |
ジョブ化とジョブ種（ピック仕分方法）
ジョブ化とは、バッチ（作業グループ）内でピック作業方法を振分ける機能です。これにより、マテハンやロボットを使用しなくても、人手で作業の最大効率を実現します
ジョブ種リスト
| 割当順 | ジョブ種名 | ジョブ内容 | 送状出力ジョブ化時 （突合せ利用） | 送状出力梱包時 （HT利用） |
|---|---|---|---|---|
| 1 | パターントータル | 同一パターン（商品および個数）のオーダーに対し、オーダー数がいくつ以上かを指定して、トータルピックするジョブ | ○ | ○ |
| 2 | 1ピーストータル | 1ピースのみのオーダーに対し、1回のトータルで最大オーダー数を指定してトータルピックするジョブ | × | ○ |
| 3 | トータルアソート | 指定明細数以下、また1回のトータルでの最大オーダー数を指定してトータルピックするためのジョブ※ GASもしくはハンディターミナル利用必須 | ○ | △ |
| 4 | オーダーピック | 通常のオーダーピッキングリストを後に出力するためのジョブ | ○ | ○ |
バッチグルーピングの使い方
出荷予定日当日の指示に対して、先作業分、時間帯別作業分など、効率化に向けた庫内任意作業単位を「バッチ」、バッチを作成することを「バッチグルーピング」といいます
（例：沖縄向けでヤマト「B2」で出力する場合や、出荷時間別に作業を実施したい場合など）
バッチグルーピング後は、バッチ単位で進捗確認や出荷準備を行います。
