オーナー管理では、下記の情報を設定していきます。

依頼主と届け先の関係

商品と荷姿の関係
W3では庫内管理を行うにあたり、商品マスタに対して、荷姿マスタという子情報が必ず必要になります。

商品マスタでは、商品を登録すると必ず、入り数1のバラの荷姿が作成されます。バラの荷姿は削除できません。その他の保管荷姿として必要な場合は、ボールやケースなどを任意に追加して、荷姿を作成することができます。

※荷姿はあくまで、倉庫内の保管形態を意味します。ネットショップなどでの「ペットボトル6本セット」等の商品の扱いはバラの扱いとなります。

セット品と商品の関係

W3では、セット品を指定して商品マスタを作成することができます。セット品指定された商品は、セット品ルールマスタという場所でその商品を指定して、構成情報を登録してください。その場合は、構成する商品の荷姿とその構成数を入力いただきます。

これにより、事前にセット品を作成しておく在庫管理のセット品作成、出荷時に構成商品をピッキングリストへの表示などセット情報をW3で扱うことができるようになります。

システム倉庫管理では、下記の情報を設定していきます。

ロケーションは、1枠3ケタの7枠分で、計21ケタの利用が可能です。ユーザーのロケーションコード採番体系および意味合いに合わせ、 システムロケCD21桁の中から利用するものを紐づけて管理します。

右記はユーザーのロケCD採番が5桁の場合で、エリアブロックと棚を利用している場合の紐付方法例である。

各ロケ利用頻度に応じたレベルを割り当てることで、移動や補充指示が作成しやすくなっています

また当日ピックロケにトータルピックし配置することで、動線を短くできます

W3 SIRIUSでは、同じ役割のユーザーで同じ画面や設定になるよう個人別権限ではなく、ロール別権限を採用しています。

ロールとは、そのユニットでのユーザーの役割のことで、「現場担当者」「センター長」など任意の役割を作成し、そのロールが扱える機能を設定します。

その後に、ロールとユーザーを紐づけてユニットアサインすることで、そのユーザーがその権限でそのユニット内で業務を行うことができます。

「荷主」ロールを作成し、在庫一覧のみを閲覧できるようにすることで、在庫の状況を荷主に閲覧いただくことも可能になります。

ロール設定画面では、役割に合わせて、使える画面・機能・出力可能帳票・CSV出力可否などの設定ができます