当ページでは、W3 SIRIUSのトップおよびユニットトップの使い方と、画面の構成などについてご説明します。※出力に少し時間がかかる場合があります。

アクセスする

ログイン

W3ログイン画面へ遷移します。中央にある入力エリアにお客様のユーザ名・パスワードを入力します。入力後にログインボタンを押下すると、トップ画面へ遷移します。

※パスワードをお忘れの場合は、お客様社内のシステム管理者の方へお問い合わせください。
※セキュリティーポリシー上、弊社からパスワードをお伝えすることはできません。
※パスワードは10回間違えるとログインできなくなりますので、ご注意ください。

ユニットとは

ユニットとはオーナーと倉庫の組合せ作る業務単位のこと

庫内物流は倉庫とオーナー(荷主)が存在します。 W3SIRIUSではユニットというそれらの組合せに対して、業務設計を行える仕組みになっています。

当WMSは、荷主様と倉庫様のペア 「ユニット」を作成して、利用します。ユニットは、1荷主-1倉庫だけではなく、「多荷主-1倉庫」「 1荷主-多倉庫」など、複数ユニットを作成することができます。

複数ユニットの応用について

商品マスタや依頼主(得意先)情報の拠点間共有や、在庫の横断確認が行えます。部品倉庫・製品倉庫や、卸倉庫・店舗倉庫など用途別に分けてもご利用いただけます

倉庫様で多くの荷主を取り扱いの場合

荷主様・ブランド追加もすぐに行え、倉庫内のシステムを統一できるため、業務属人化がなくなり、ロケ管理も共通化・個別化が行えるため、完全フリーロケ対応などにも効果を発揮します

大企業様で多拠点の倉庫をご利用の場合

多拠点での運用の場合、異なる拠点で同様の業務を実施したり、インターフェースを毎回つなぐ必要性がなくなります。またビジネスの拡大により拠点増加時にも短リードタイムでの倉庫システム立ち上げを実現し、ビジネスに追従できるスケーラビリティを持てます。

トップページ

トップページとユニットへの入場

ログインするとトップ画面のユニット一覧に表示されます。(最初は何も表示されておりません。)

「リンクを押下する」もしくは、チェックを付けて「入場」ボタンを押下して、各ユニットに入り業務を行います。

複数チェックを付けて「入場」ボタンを押下すると、複数ユニットに入場することもできます。複数ユニットで入場した場合は、個別の項目設定は反映されず、一律決まったルールの下で、複数のユニットの情報を見ることができます。

トップページの上部の各種ボタン

上部の各種ボタンは、ユニットとそれに必要なオーナー、システム倉庫の登録、ユーザーの追加などを行う管理ボタンであり、システム管理者しか見えないものになります。

画面名概要
オーナー登録オーナーの基本情報を新規登録するためのボタン
システム倉庫登録倉庫の基本情報を新規登録するためのボタン
ユニット作成オーナーと倉庫を選択し、ユニットの基本情報を新規登録するためのボタン
登録ユーザー一覧ユーザーを新規登録するためのボタン(登録後は、ユニットにアサインしなければユニットを利用できません)
契約者情報契約者の基本情報を新規登録するためのボタン

ユニットトップページ

ユニット内の画面構成

ユニット内では、以下のように、各業務に入るメニュー毎に区画が分かれています。その区画を「コンポーネント」と呼びます。ユニット内ではこのコンポーネント単位また、コンポーネント内のメニュー単位で権限制御を行うこともできます。

コンポーネント説明

コンポーネント概要
入荷入荷業務を行うためのメニューコンポーネント
出荷出荷業務を行うためのメニューコンポーネント
在庫管理在庫管理業務を行うためのメニューコンポーネント
オーナー管理オーナー(荷主)の情報管理を行うためのメニューコンポーネント
システム倉庫管理システム倉庫の情報管理を行うためのメニューコンポーネント
ユニット設定オーナーとシステム倉庫のペアであるユニットの設定を行うためのメニューコンポーネント
入荷状況入荷の簡易な業務状況を閲覧できるコンポーネント
出荷状況出荷の簡易な業務状況を閲覧できるコンポーネント
TODOリストユニット内で利用できるユーザーと共有するTODOリスト
IF状況インターフェースの取込出力状況を閲覧できるコンポーネント

画面の種類を理解する

画面の作り(設計思想)について

W3 SIRIUSは、フィルタリングや、検索条件保存、情報のドリルダウンなどが容易に行え、情報を絞り込んでから業務を行うという使い方(ユーザビリティ)を基本としております。その基本的な使い方を実施する上で、画面は、大きく2種類存在します。

一覧画面

情報を一覧で閲覧するための画面です。情報を検索し、絞り込んで、データにチェックを付与してから処理をするなど多彩な使い方ができる一覧画面です。

個別画面

情報の登録・修正をするための画面です。基本的にTabキーで移動して情報入力ができる画面になっています。個別画面によってレイアウト・必要操作手順が異なります。

充実した検索性

業務適用を追及するための設定と、検索性を追求するためのExcel同様のフィルタやグリッドを利用したユーザーインターフェースを実装しております。

ヘッダーと明細について(一覧画面の使い方)

伝票と発注商品や、商品と荷姿など情報の親子関係をW3 SIRIUSではヘッダー・明細の関係と言います。ヘッダーは一覧画面の一覧タブに、明細は一覧画面の明細タブに表示されるようになっております。その一覧タブと明細タブの行き来がしやすいような機能を豊富に持っております。

一覧タブ画面上部の「明細」ボタンは複数選択したデータの明細を閲覧する場合に利用できます。また明細タブ画面上部の「一覧」ボタンは複数選択したデータのヘッダーを閲覧する場合に利用できます。

データ1行1行についている矢印ボタンを押すと、そのデータ単体でのヘッダ・明細の行き来をすることも可能です

在庫の考え方を理解する

在庫情報の管理単位

入荷確定時に商品・ロット番号・品質区分・荷姿区分・在庫日・消費期限別にデータ作成されます。さらにロケと組合せてユニークとなる在庫IDを採番し、在庫が管理されます

例)商品Aが100個入荷した場合

在庫数の考え方

在庫は未引当数/引当済数とを分けて管理されます。これによりリアルタイムでの販売可能数や出荷キャンセル時の在庫数復元などが行えます。

例)在庫が100で出荷指示数が10の場合